お葬式のマナー③

お通夜のマナーについて紹介したいと思います。
大人になると誰もが1度は経験のあるお通夜ですが、急に参列する事がほとんどですよね。そんな時にきちんとマナーを把握しておかないと非常に恥ずかしい思いをしてしまいます。
お通夜とは一般的には夕方の18~19時ころにはじまり、2~3時間ほど行われるのが一般的ですが、地域や故人の社会的な地位などによって異なることも多いです。

そもそもお通夜とは「夜通し灯りを消さずに、ご遺体を見守る儀式」の事をさします。親族や生前故人を親しかった友人などが集まり故人の冥福を祈り、別れを惜しみ、遺族は夜通し灯明と選考の火を絶やさないようにします。
一般的にはお通夜は亡くなった翌日に行い、翌々日に葬儀・告別式が行われますが、必ずしもこのスケジュール通りという訳ではなく、亡くなってから火葬・埋葬までの時間が大きく関係してきます。
本来火葬・埋葬は死後24時間以上経過した後でなければおこなってはならないという法律で決まっており、ご遺体を安置する必要があるからです。

それと当然ですが斎場の空き状況を確認する必要があります。
というのも火葬場が混んでいる事があり、場合によっては数日待たないといけない場合があります。斎場の予約が取れたのを確認してから通夜、葬儀、告別式の日程を立てます。
さらに日本では古くから六曜の「友引」の日のお葬式は避ける風習があります。
何故かというと字面から「友を引く」、つまり親しい人が冥界へ引き寄せられることが連想されるためです。
勿論これは全ての人が気にするわけではないですが、中には信じたり気にしたりするかは人によりますが、実際に友引の日は休業している火葬場もあるので注意しましょう。