テーブルマナー

わたしたち日本人が、現実にテーブルマナーを必要とするのはどんな時でしょう? 「会社の取引先との接待」だったり、「彼氏や彼女とのデート」、「急なパーティー」だったりと、人や場合によって実にさまざまです。 いずれにしても、社会に出たらある程度のテーブルマナーを身に付けておいた方が、お得なのは間違いありません。 テーブルマナーの歴史は、今から500年ほど前のフランスにさかのぼります。1533年にイタリアの名家・メディチ家のお姫様であるカトリーヌが、フランス王家に嫁ぎました。その時彼女に付き添っていたシェフが、フランス宮中の食事作法の拙さに驚き、フォークの使い方などのテーブルマナーを一冊の本にまとめました。このイタリア人シェフが著した『食事作法の50則』が、世界最初のテーブルマナーの指南書です。

世界のテーブルマナー

テーブルマナーの本場と言えばやはり、フランスということになるでしょう。実際に、そんなフランスが世界に誇るフランス料理には、かなり細かいテーブルマナーがありますよね。 私たちもデートなどで、フランス料理を楽しむチャンスがあります。そんな時本場のテーブルマナーを彼氏・彼女の前で披露して、大人の自分をアピールして見ませんか?もちろん、先ほど紹介した通りイギリス式のテーブルマナーも、日本をはじめ多くの国に伝わっている、テーブルマナーのスタンダードです。

テーブルマナーは、ヨーロッパの国々のものだけではありません。中華料理や韓国料理にも、それぞれテーブルマナーは存在します。特に中華料理は円卓を囲んで食事をするので、ヨーロッパの国々とは異なったテーブルマナーがあります。 そしてもちろん私たち日本人にも、皆さんご存知の通り、テーブルマナーはありますよね。日本人が長い歴史の中で生み出してきた和食には、特に独特のテーブルマナーがあります。