韓国料理のテーブルマナー

韓国は伝統的に儒教の影響を強く受けている国なので、確固としたテーブルマナーが存在します。皆さんにもし本場の韓国料理を楽しむ機会があれば、以下の事に是非気を付けてください。
スプーンと箸を同時に使うのは、テーブルマナーに反します。一方を使う時は、もう一方をテーブルの上に置きましょう。また片手でスプーンと箸を同時に持つのもいけません。
原則として、熱い料理・スープ・ご飯などはテーブルの右側に、冷たい料理や焼き物関係はテーブルの左側に置きましょう。
テーブルの中央には薬味を置きますが、その右隣には肉類を、薬味の左側には野菜類を置きましょう。テーブルの一番奥には、真ん中にキムチ類を、その右隣に汁物を置きましょう。

韓国料理のテーブルマナー2

食事の最初には必ず、スープや汁物に口を付けましょう。器を手に持って食べてはいけません。このテーブルマナーが一番、私たち日本人には違和感があるものでしょう。
料理は必ず皿の左から食べ、手で直接掴むようなことは避けましょう。またペチャクチャと音を立てて料理を食べたり、スプーンと食器を必要以上に擦るなどして、音を出してはいけません。
後は箸などを最初にあった場所に戻し、ナプキンをキレイにたたんでテーブルの上に置きましょう。ちなみにフランス料理でナプキンをキレイに畳むと、「もう2度と来たくない」という意味になるので気を付けましょう。
食事のペースは、年配者に合わせましょう。自分のペースが早すぎても、遅すぎてもテーブルマナーに反します。もし自分が年配者より早く食事を終えた場合には、箸やスプーンをご飯やスープの皿に入れたままにし、年配者が食べ終えたら自分もテーブルの上に置きましょう。