寿司の食べ方
会席料理の最後にご飯の代わりとして出される場合もあります。おしぼりとは別に濡れたふきんが用意されている場合や、お寿司屋さんでは手で食べてもかまいません。
にぎり寿司の場合、ネタが舌の上に最初にくるようにして味わうとよいでしょう。
そうすることで、魚の味を直接舌に感じられますので、いわゆる「通」な食べ方です。
ただし、この食べ方をすると、しょうゆがたれるのが気になるかも知れませんので、シャリが下の状態で口に運んでも良いでしょう。
お寿司屋さんでは、出されたお寿司はすぐ食べるようにしましょう。職人さんがネタや握り具合を見計らって出しているので、お酒ばかり飲んだり、話に夢中になったりせずにすぐに食べるのがマナーです。また、通ぶった口調や話、他店の話ばかりするのもやめましょう。
そばの食べ方
そばを食べるときは、一度にすすれるだけの分量をつまみます。食べ切れずに途中で噛み切ったり、猪口に戻してしまうのはいけません。
あらかじめ自分の一口大を知っておき、少しずつつまむようにしましょう。また、そばをつまみあげるときに、盛りつけの下のほうから、掘り出すようにするのはやめましょう。
盛ってある上の部分からつまみあげ、最後に残った数本は箸を立てるようにすると、つまみやすくなります。
会席では、なるべく静かに食べたほうがよいですが、基本的に音を気にする必要はありません。
もりそばの場合、食べ方によってそばの味を三度楽しむことができます。はじめから薬味を全部入れたり、たくさんのつゆをつけるよりも、そば本来の風味を楽しめるでしょう。